01210093


令和二年 新年のご挨拶  
 

みなさま、明けましておめでとうございます。

令和になって初めてのお正月を迎えました。
昨年は、ひびきの杜設立から15年の区切りの年でした。
ところが、7月21日には大雨のためにはじめて床上浸水の被害にあい、
秋から年末にかけて大規模な復旧工事を余儀なくされました。
もちろん水害には再び見舞われたくはありませんが、
一方では、そのおかげで一階のフロア全体と二階のホールの床が
新しく貼り代わりまして、
新鮮な気持ちで新たな年を迎えることとなりました。

「人生万事塞翁が馬」のことわざにもあるように、
生きていく間にその時々には不幸なことだと思われたことが、
のちの幸いの源となることもしばしば経験されます。
 人は、年齢が増えていくにつれさまざまに体の不具合が現れ、
今までできていたことができなくなっていくことも少なくありません。
それでもなお、
新しい状況に対して適応方法を見つけ出し
新たな生き方を模索していくのも、人間の特徴です。

「ふじの郷」も、
歳を重ね組織として大人になっていくのに合わせて、
目の前の変化にも臨機応変していくことができるよう、
これからも努力してまいります。

新しい一年も、何とぞよろしくお願い申し上げます。


社会福祉法人ひびきの杜 理事長 齋藤考由