令和三年 新年のご挨拶  

みなさま、明けましておめでとうございます。
お元気に新しい年をお迎えになられたことと存じます。

昨年は、いろいろな意味で新型コロナに明け暮れた年となりました。
幸いなことに、ふじの郷に関しては、これまでご利用の方々やご家族、
またスタッフにも感染者は報告されておりません。
しかしながら、毎年開催してきたさまざまな催しも、
その多くを中止せざるを得ず残念なことでした。
ただその中で、参加を限定した形ではありましたが、
年末にクリスマスコンサートを開催できましたのは嬉しいことでした。

人類は、古くから感染症と闘ってまいりました。
世界中でたくさんの死者を出したペストや、
スペイン風邪と呼ばれたインフルエンザの大流行なども、
ふりかえれば数年の経過で終息を迎えたのもまぎれもない事実です。
今回の新型コロナウイルスも基本的には風邪のウイルスの仲間ですから、
人類がそれに「慣れる」とともに
やがては共生していく存在となることでしょう。
それまでの間、あまりバタバタ、アタフタせずに
静かに感染予防をしながら過ごしていくのが賢明な身の処し方かと存じます。
ふじの郷もスタッフ一同、新年にあたり今一度気を引き締めて
ご利用のみなさまの健康を守れるように努力してまいります。
これからの一年も、何とぞよろしくお願い申し上げます。  

社会福祉法人ひびきの杜 理事長 齋藤考由